不用品の回収はほんとに無料？不用品回収業者のカラクリと注意点！
不用になった大型の家具や家電の処分をどうしていますか？
一般的に処分するには費用が発生するため、後回しにしている方がほとんどではないでしょうか。
そんなときたまに見かける無料で回収するという業者です。
不用品をほんとに無料で回収してくれるのかについてご紹介します。
1. 不用品を処分するにはお金が必要です！
結論からいうと、自治体や街の不用品回収業者に関わらず、不用品を回収してゴミとして処分するにはお金がかかります。
電化製品は、リサイクル料金が別途必要です！
新しい電化製品や需要のあるモノなら、リサイクルショップなどで買取をしてもらえますが、全ての不用品を無料で回収はしてくれません。
やはり、無料という甘い言葉には気をつけたほうがよいでしょう。
2. 無料の不用品回収が成り立つ仕組み！
無料の不用品回収業者が利益を出すためには、集めた不用品をお金に変えなくてはなりません。
ではどこに持って行けばお金に変えることができるのか・・・
ゴミ処理場でも有価物を買取しているところはありますが、買取額が低いため持っていくことはありません。実は他にも買い手
・買取専門のリサイクル業者がいる
電化製品の中でも冷蔵庫、洗濯機クラスの大型家電は古くてもちゃんと動けば10年以上古くても取引されている場合があります。また、生活保護の受給者をターゲットにしているリサイクルショップなどは、10年以上経った中古品でも、見た目がきれいで動作をすれば500円以上で買取る場合もあります。
・輸出業者がいる
回収した家電などを世界各地に輸出する業者に、不用品を売っている業者もいます。
3. スピーカーを積んだ不用品回収業者の多くは違法！
無料では遺品回収をうたっておいて無料ではないというのも問題ですが、この手の業者にはもっと大きな問題がある場合が多いので気をつけましょう。
・家電リサイクル法を違反している
冷蔵庫やエアコン、洗濯機など家電4品目は、リサイクルすると法律で定められています。
業者による違法な取り壊しや、廃家電による火災事故が全国的に問題になっています。
4. 無料回収には注意が必要
無料で不用品回収を行うというのは、会社として成り立たないことがほとんどです。
処分をするためには、絶対に費用がかかります。
そこを無料で回収するわけですから、なにか無料にできるカラクリがあるからです。
「無料で回収」というのはほとんどないという認識を持つといいでしょう。
不法投棄などの問題になりかねません。不法投棄は排出した側にも責任が問われる可能性があるので注意しましょう。
5. まとめ
実際に無料で回収を行う業者はほぼ悪質な業者です。自治体で有料の回収なのに無料で回収するというのはありえません。
不用品回収業者を選ぶときは口コミや見積書を注意すると良いでしょう。
札幌でも不用品回収業者は数多く存在します。
その中から選ぶというのは大変です。そのため、口コミや作業実績などを多く紹介している業者を選ぶと良いでしょう。
まずは見積を取ってみて、詳しい話を聞き判断することをおすすめ致します。