星北便り

引越し荷造りのコツと注意点

2020/02/27 UP新着情報

札幌 引越

3月~4月上旬にかけて引越し業界は繁忙期を迎えます。
近年ニュースでもよく取り上げられているのでご存知かと思いますが、「引越し難民」という言葉が生まれるほど引越しの受注が増えます。

繁忙期時期は引越し料金も高くなってしまい、たくさんの引越し業者に見積を依頼している方も多いと思います。

引越し業者を決めるだけでも、この時期は大変だと思います。そんな大変な思いをして引越し業者を決めた後にまっているのは荷造りです。

お引越しをされた方なら荷造りの大変さをご存知だと思います。
そこで今回は、荷造りのコツと注意点をご紹介します。

1.荷造りを効率よく進める手順
2.荷造りで使う資材
3.ダンボールへの荷造りのコツ
4.荷造りの注意点

 

1. 荷造りを効率よく進める手順
いざ、荷造りを始めようとしても「どこから手をつければいいのかわからない」という声をお客様からよく聞きます。
実は引越しの荷造りには効率のよい手順というものがあります。この順番を間違えてしまうと無駄な手間が増え、時間がかかってしまうことがあります。
例えば、良く使う物を先にダンボールに梱包してしまうと、使いたくなったときにダンボールを空けて取り出すことになります。逆にシーズンオフの洋服などはお引越し後でも梱包しなくても問題ない荷物もあります。

・荷造りをする前に、各部屋でグループやブロック分けを行う
リビング、寝室、キッチン、部屋、トイレ、洗面所などにブロック分けを行います。
その後に各ブロックを更にグループでわけます。
グループ分けは引越し後も旧居と同じようなレイアウトで配置するもので分けます。例えばクローゼットの収納やテレビやソファなどのグループで分けていきます。

・グループ・ブロック分けが終わったら普段使いしないものから先に荷造りをする
例)シーズンオフの衣類や履いていない靴
本や書籍
予備の食器やキッチン用品など
ベッド周辺又はベッド下に収納している小物
テレビ周辺に収納されているDVDなど
洗面台周辺の買い置きしている物など

荷造り時にブロック・グループ・荷物名をダンボールに書いておけば引越し後の荷解き作業で優先的に必要なものから片付けることができます。

・普段使いしないものを荷造りした後は、使うかもしれない物をダンボールに詰める
もしかしたら使うかもしれない物をダンボールに詰めていきます。この時ダンボールにテープなどで封をしないようにしましょう。荷物が必要な時はダンボールから出し、使い終わったら戻しましょう。

・最後に引越し当日又は前日の夜に全ての荷物をダンボールに詰めましょう。
残っている使用頻度の多く引越し当日又は前日の夜まで使用するもので、まだダンボールに詰めていないものをダンボールに詰めていきましょう。
例)冷蔵庫の中身(当日)
ドライヤーやヘアーアイロンなど
当日まで使う分の食器や調理器具
これらの物を梱包して引越しの荷造りは完了となります。

 

2. 荷造りで使う資材
・ダンボール
荷物の種類に応じて大小サイズの異なるものを用意しておくと便利です。ほとんどの引越し業者から無料でもらえます。
・プチプチ(エアーキャップ)
食器など衝撃に弱い荷物はプチプチに包みます。有料のオプションとしている業者が多いです。
・緩衝材(クレープ紙、新聞紙、タオルなど)
プチプチと同様に衝撃に弱い荷物を包む為に使用します。クレープ紙は有料のオプションの業者が多いです。お金をかけたくないという方は家にある新聞紙やタオルで代用することができます。
・布団袋
布団を入れる大きな袋で、一つの袋で約3組分の布団を収納出来ます。(弊社使用の布団袋)
・ベッドマットカバー
ベッドマットレスを収納出来る大きな袋です。ベッドマットレスを運ぶ際に裸のままだと汚れてしまうため、このカバーをかけて運搬します。
・ハンガーボックス
ハンガーに掛かった洋服をそのまま運ぶことができるボックスです。大きさはダンボール3つ分くらいです。一つで約10~15着収納できます。
・パッド(家具、家電を梱包するもの)
TVや冷蔵庫、洗濯機などの家電の他に大型の家具にかけ、傷などを防ぐことができます。

こちらが主に引越しで使用する資材です。お客様でご用意できるものは緩衝材です。もし足りない場合はダンボールもご自分で用意することはできますが、ダンボールは購入するとなると1枚100円程度しますので、引越し業者に依頼する方が良いと思います。

 

3. ダンボールへの荷造りのコツ
ここまで読んでいただければ、荷造りの手順と必要な資材をご理解していただけたと思います。
ここからはダンボールへの荷造りのコツをご紹介致します。

抑えるべき大きなポイントは

「重い物は小さいダンボール、軽い物は大きいダンボール」

です。

重い物というのは、食器や本などです。

・重いものを大きいダンボールに入れてはダメな理由
①ダンボールを持ち上げた時に重さに耐えれなくなり、底抜けしてしまう可能性がある。
②どんなに重い物でも作業員が持てないということはないと思いますが、運ぶ際に落とされてしまう可能性がある。

基本的に重くて大きい物は持ちづらいものです。
万が一お客様の物を破損してしまった場合は、ほとんどの引越し業者は補償します。ですが、お金では解決できないお荷物は絶対にあると思います。自分の荷物を少しでも破損させないように荷造りの際は重い物は大きいダンボール、軽いものは小さいダンボールに入れていきましょう。

・食器は緩衝材をくるんでからダンボールに入れる
これは当たり前のことだと思う方もいると思います。ですが、実際にお引越しをしているとそのままダンボールに入れている方が多くいらっしゃいます。お客様ご自身で荷造りをして、運搬中に引越し業者の不備がなかったのに中の食器が破損している。こちらは残念ながら補償の対象外になるケースがほとんどです。そのため、しっかりと緩衝材を使用してからダンボールに詰め込んでいきましょう。

・ダンボールにはブロック、グループ、荷物名を記入する
こちらは前述の通り、ブロック・グループ・荷物名を記入することによって、新居での荷解きが楽になります。「TVのリモコンどこだっけ」「明日着ていくスーツはどこだ」など全てのダンボールを開ける必要がなくなります。

・ダンボールは8割り程度まで入れる
これは、単純に引越し業者の作業効率の問題です。弊社でお引越しされるお客様にはお願いしていることです。
作業スタッフがお部屋とトラックを往復する回数を減らすためにダンボールを弊社スタッフは3コ持ちをしております。それが2コになれば、3コだったら2往復でいいところを2コだと3往復が必要になります。
小さい差だと思われるかもしれませんがこれがダンボール100コになればどうでしょうか。
3コであれば33往復ですが、2コであれば50往復必要になります。これは作業時間にも大きく影響してくるところとなります。作業スタッフだけでなくお客様の貴重な時間にも影響してしまう可能性があります。

 

4. 荷造りの注意点
①重い物は小さいダンボール、軽い物は大きいダンボールに詰め込む。
②ダンボールにはブロック・グループ・荷物を記入する
③ダンボールは8割り程度まで入れる
④使用頻度が少ない物から詰め込んでいく
⑤衣装ケースに入っている洋服はそのまま運んでもらえることが多いため、引越し業者に確認を取る
⑥食器などはの衝撃に弱いものは緩衝材を使用してダンボールに詰める
⑦貴重品や破損の恐れがあるものに関して、自分で運べる物は自分で運ぶ
⑧無料オプションでどこまでやってもらえるか引越し業者に聞く
⑨パソコンなどのデータはバックアップを取っておく
⑩1周間前から荷造りを始める
⑪引越し当日になっても荷造りされてない

ここまで読んでいただいた方は、荷造りマスターです!
効率よく荷造りをして、ゆとりのある引越しを行いましょう!
荷造りがしっかりできていないと、追加料金や無駄なお金がかかってしまうこともあります。
しっかりと荷造りを行いましょう。

 

 

 

 

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